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【渋尾】ブリーチ毛にケアストレート

恵比寿、代官山の美容室CONTINUEの渋尾です。

今回、ハイダメージ毛なのだがストレートにしたい方の施術例です。
今回は下の写真の、髪の状態になります。

大体、こんな感じになります。もともと根本から強いうねりもあり、頭が膨らんで見えやすい状態になっております。
そこから、毛先のダメージで乾燥が進み髪のバランスが崩れて、一層癖が広がっている状態です。
毛先はブリーチを3〜4回はしている状態で、ハイダメージになっております。

髪を濡らして更に状態をチェック。

ちょっと、マニアックな説明をしますね。興味のない方は、写真だけ見て感じてくれたら、幸いです。

ブリーチ2回ぐらいから下のところは、水の吸収が激しいですね。いわゆる髪の、親水性がかなり高い状態。これは髪の中のタンパク質がかなり抜けていて、空いた隙間に、水がたくさん入ってしまう状態です。髪には、油分というか脂質がある程度あるのが健康な状態なのですが、ほとんど脂質がないと言ってもいいでしょう。
濡れた時の手触りは、髪に芯が無くしなっとしている感じです。
基本的にこの状態までいったら、ストレートパーマはオススメしません。
一歩間違えると、髪がチリチリかもしくは断毛の恐れありです。
そして、毛先のハイダメージ部分は、濡らしてもすぐに乾燥が始まってしまうぐらい水分を保持する力がありません。ちなみに水分を保持する力は、脂質が必要です。
ここは、普通のストレートの薬がついたらすぐチリチリになるぐらいのダメージです。

簡単に、いいますとストレートをかけるのがとても難しいです。根本付近はしっかりかけたいが、ハイダメージ部分はとても繊細なので、ダメージの境目の見極めもかなり気を使わないと、、
並の美容師なら断る状態と言って、過言ではないですね。

しかし、今回かけます。自分は、自信と経験と知識がありますで。。。

自分は簡単にケアストレートって言っておりますが、髪に状態に対して、部分ごとに必要な栄養成分を足しつつ。栄養を含んだストレート剤を調節しながら、ストレートパーマをかけると言った感じです。


髪の状態によって、ストレート剤のph値なども調整したりとかしてます。
少し細かくなってきますが、これは結構大事なんです。
酸性やアルカリ性とか聞いたことあると思いますが、カラーやパーマは基本アルカリがダメージの原因としては大きいんです。
じゃあ無くせばいいと思うかもですが、それがないと髪質によっては効果がない時があるので、必要なんですよね。
なので、髪の状態によって調節しますという事です。

話が長くなってきたので、仕上がりをそろそろ、、、、

これが、乾かし中です。すでにナチュラルにストレート。

このぐらいの収まりになりました。ナチュラルストレートに決まったのでは、ないでしょうか!?髪質改善という感じですね。

毛先のダメージは、まだ見てとれます。

これは、見栄えがよくなっていますが、ダメージが無くなることはありませんので、日々高温でアイロンの使用、もう一回ブリーチしたりすればかなり深刻なダメージに繋がる事もあります。
やはり、美髪は1日にしてならず。

質問、ご相談があればぜひー

CONTINUE 渋尾

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